開催日 平成26年11月1日(土) | 開場 13:00 |
会場 渋谷区千駄ヶ谷区民会館 | 開会 13:30終了予定16:30 |
※ 午後時間の開催です。 [note color=”ffdead”]短歌番号401 「霜枯しトマトの気根しみじみとうちならびつゝ冬きたるらし」からになります。担当は三谷弘美さんです。 [/note]
開催日 平成26年11月1日(土) | 開場 13:00 |
会場 渋谷区千駄ヶ谷区民会館 | 開会 13:30終了予定16:30 |
※ 午後時間の開催です。 [note color=”ffdead”]短歌番号401 「霜枯しトマトの気根しみじみとうちならびつゝ冬きたるらし」からになります。担当は三谷弘美さんです。 [/note]
開催日 平成26年10月4日(土) | 開場 13:00 |
会場 渋谷区代々木区民会館 | 開会 13:30 終了予定16:30 |
会場整理費 500円 |
※ 午後時間の開催です。 [box title=”発表者と演題” color=”#a9a9a9″](前半) 大角 修 氏
宮沢賢治と華厳の海
「スールダッタよ、あのうたこそはわたしのうたで、ひとしくおまえのうたである。いったいわたしはこの洞に居て、うたったのであるか考えたのであるか。(中略)そのときわたしは雲であり風であった そして、おまえも雲であり風であった。」
賢治の文学はキリスト教や東北の風俗をも表現に取り込んだ幅広いものだった。仏典も法華経に限らない。この「竜と詩人」の一節は華厳経の世界を思わせる。もしかしたら賢治の創作のヒントになったかもしれない華厳世界の幻想的なイメージを取り上げたい。
(宮沢賢治研究会会員、宗教評論家。著書に、『「宮沢賢治」の誕生』『イーハトーブ悪人列伝』など。)
臨時総会
会長、事務局長、「賢治研究」編集長他の退任表明に伴い、役員改選を行います。
(後半) 中地 文 氏
「大正十年の賢治と「あまの川」「雪渡り」
大正十年に賢治が東京で何を考え、どのような活動をしていたのかという問題については、残されている情報が少ないなか、いくつもの論考が提出されてきている。しかし、同年七月十三日消印の関徳弥宛書簡に記された「これからの宗教は芸術です。これからの芸術は宗教です」という表現と、当時の賢治の創作との関係をはじめ、まだ検討すべき課題は残されているのではないか。本発表では、大正十年になぜ童謡「あまの川」、童話「雪渡り」が執筆・発表されたのかを問うことで、賢治の滞京時の活動と思考の一端を探ってみたい。
(宮沢賢治研究会会員、宮城教育大学教授)[/box]
開催日 平成26年9月6日(土) | 開場 17:30 |
会場 渋谷区千駄ヶ谷区民会館 | 開会 18:00 終了予定21:00 |
※ 夜時間の開催です。 [note color=”ffdead”]短歌番号388 「猩々緋雲を今日こそふみ行けと躍るこゝろのきりぎしに立つ」からになります。担当は伊藤雅子さんです。 [/note]
開催日 平成26年8月2日(土) | 開場 17:30 |
会場 渋谷区代々木区民会館 | 開会 18:00 終了予定21:00 |
会場整理費 500円 |
※ 夜時間の開催です。 [box title=”発表者と演題” color=”#a9a9a9″](前半) 伊藤 雅子 氏
「どんぐりと山猫」
―金田一國士と中村省三の岩手県財界主役競争―
『注文の多い料理店』本と「岩手日報」を読み合わせると、作品に時事が反映するような、もやもやした気分になります。そこでゴシップ好きの同時代人、たとえば「ねずみ競争新聞」を愛読するクンねずみのような人が「どんぐりと山猫」を読んだら、どんな連想や感想を持つか、とことん考えてみました。
結果は上々。さらに応用すると全童話の四分の一ほどで新しい味が楽しめます。
本件は二〇一〇年四月例会発表の発展形です。助言くださった方々に感謝します。
(宮沢賢治研究会会員。)
(後半) 浜垣 誠司 氏
求心的・凝集的な精神と遠心的・浸透的な精神
―宮沢賢治の心性に関する一考察―
素人の怖いもの知らずで、賢治について勝手な思いつきをブログに書き流したりしていたが、なぜか最近その中に、精神科の医師という職業的視点が、知らずにまぎれ込んでいるのに気づくことが増えた。
このような方法の意図的な適用、すなわち古今の偉人を精神医学的な見方で分析してみようという詮無き試みのことを、「病跡学」と言う。賢治に関して、これまでその最もすぐれた業績は、福島章『宮沢賢治―こころの軌跡―』(講談社学術文庫)と言ってよいだろう。
そして近年、これに匹敵するような論考として現れたのが、柴山雅俊『解離性障害―「うしろに誰かいる」の精神病理』(ちくま新書)だった。実にこの本の第七章は、まるごと賢治の体験世界の精神医学的分析にあてられている。
当日は、この柴山氏の見解にインスパイアされつつ、あの不思議な賢治の「心性」について、自分なりに考えてみたい。
(精神科医。Webサイト「宮沢賢治詩の世界」(http://www.ihatov.cc/)により2008年宮沢賢治賞奨励賞受賞。宮沢賢治研究会会員。)[/box]
開催日 平成26年7月5日(土) | 開場 17:30 |
会場 渋谷区千駄ヶ谷区民会館 | 開会 18:00 終了予定21:00 |
※ 夜時間の開催です。 [note color=”ffdead”]短歌番号372 「あけがたの皿の醤油にうつり来て黒き桜の梢顫へり」からになります。担当は山崎さんです。 [/note]