5月読書会(対面+リモートの複合形式として開催)

読書会時間割
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短唱「冬のスケッチ」
33からです。担当は冒頭が小田部さん、続いて尾崎さんです。

宮沢賢治研究会リモート「読書会」のご案内

 氷川区民会館とリモート方式の読書会と複合(二元方式)で行います。会場は氷川区民会館です。

リモート読書会についての説明(再掲・一部修正)

    1. 「冬のスケッチ」を読んでいます。
    2. 5月読書会を実会場における対面方式とリモートによる読書会の複合(二元)方式として開催します。
    3. 参加ご希望の方は、本ホームページのメニュー「HOME」以下にあるリモート「読書会」専用お問合せフォームから、参加のご意思とお名前とメールアドレスをお知らせください。リモート「例会」とリモート「読書会」では、態様が異なりますので、別々のお申込みをお願いします。既にされたお申込みを取り消したい場合は同じフォームにその旨をご記入の上お申し出ください。
    4. このリモート「読書会」は会員限定とします。会員は、所定の会費を納めている必要があります。お申し込み条件を満たさない場合は、その内容をお知らせします。
    5. システムはZoomによる会議で行います。
    6. いわゆる「顔出し(画面上に自身の画像を示すこと)」は義務ではありません。
    7. 参加者には回線使用の状況において大小の金銭的負担が発生します。特にWi-Fi(自宅等で使用する専用のネット回線)以外の電話回線やスマホなどの場合、予想外の金額になる可能性もありますのでご注意ください。
    8. あまり、無いとは思いますが、このリモート「読書会」を原因とした損害が生じても会は責任を負いません。
    9. 個人情報は、今までどおり、本会の運営目的以外には使用しません。
    10. 実施にあたり、読書会担当がリモート「読書会」の司会をします。会場における対面方式がある場合は、実会場が主導します。
    11. 読書会の終了後のリモートでの懇親会は行いません。
    12. 配信における技術的解決がまだ充分ではありません。

リモート読書会のお申し込みについて

    1. 過去にお申し込みをいただいている方はそのまま有効です。
    2. お問合せフォームよりお申込みいただいた方に招待状を送付します。
    3. リモート「例会」と、リモート「読書会」はそれぞれ分けて扱いますので、各々お申し込みください。
    4. 参加を取りやめる場合はご連絡をください。

それではよろしくお願い申し上げます。

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4月328回例会のご案内

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※ 発表者お二人とも、会場での対面方式の発表になります。リモート配信もあります。会場はいつもとは変わっての渋谷区勤労福祉会館です
。過去に時々使用しています。お間違えの無い様に。

前半 演題と発表者 演題 宮沢賢治と村上鬼城の句 杉浦 静(すぎうら・しずか)氏
 『新校本宮澤賢治全集』の第14巻の「〔毛筆筆写等〕」には、奉書紙に毛筆・ブルーブラックインクで書かれた鬼城句2句が、「〔毛筆筆写等 四〕」として収録されている。この奉書紙の表には、同じく毛筆・ブルーブラックインクで賢治句(疑問あるものがある)が2句書かれている。賢治句の内1句は、「花はみな四方に贈りて菊日和」。この句が作られたのは、昭和7年秋の秋香会への短冊揮毫依頼の際と推定される。従って、奉書紙をはじめとする、文語詩稿に重ね書きされた俳句の習字も、この時のものであると思われる。
 この俳句の習字のうち、かねて賢治句と言われていた「自炊子の烈火にかけし目刺かな」「目刺焼く宿りや雨の花冷に」「風の湖乗り切れば落角の浜」「鳥の眼にあやしきものや落し角」はそれぞれ鬼灯・彩歩・摘星辰・十八公の作で、今井柏浦編『最近新二万句集』からの抜き書きであることが明らかになっている。
 最晩年には、さらに1句村上鬼城の句を抜き書きして、「改変模写」(菅原鬨也)までしている。この晩年の賢治の鬼城への親炙について考えて見たい。
(大妻女子大名誉教授)
※会場における対面方式の発表です。

 
後半 演題と発表者 演題 宮沢賢治におけるジャズの諸相 坪谷 卓浩(つぼや・たかひろ)氏
 本発表は、宮沢賢治のテクストに表象される「ジャズ」について、賢治の生きた同時代の日本におけるジャズの受容の展開を確認したうえで、「春と修羅 第二集」に所収されている詩「岩手軽便鉄道 七月(ジャズ)」ならびに童話「セロ弾きのゴーシュ」を取り上げて、賢治テクストに表象されるジャズの諸相について検証する。同時代のジャズに関する言説を確認すると、新興国アメリカの音楽であるジャズは、西洋のクラシック音楽と比較すると、〈野蛮〉である側面が指摘されていた。同時に、これまでのクラシック音楽にはない「スピード」や雑多な音が響く「騒音」的側面、すなわち〈モダン〉の諸相があることも注目されていた。こうした〈野蛮〉でありながら〈モダン〉であるという両面性は、東北の土着性を秘めながら、西洋的な世界観を彷彿とさせるイーハトーブ世界、すなわち賢治の諸作品と通底する世界観であり得る。宮沢賢治と音楽といえば、従来、西洋のクラシック音楽との関わりを中心に論じられてきたが、賢治テクストにおける「ジャズ」の諸相の検討を通して、クラシック音楽の範疇からはみ出してしまう賢治テクストにおける音楽的な側面の多様性を示したい。
(日本体育大学職員、日本大学非常勤講師)
※会場における対面方式の発表です。
 

■リモート例会のお申し込みについて/コロナ下における例会開催についての説明

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3月読書会(対面+リモートの複合形式として開催)

読書会時間割
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短唱「冬のスケッチ」
19→20→21→3の順が概ね終わり、次は31→32→33→34→(以下略)へ続きます。担当は小田部さんです。

宮沢賢治研究会リモート「読書会」のご案内

 あまり話題になっていない向きもありますが、冬場の感染者増はありました。ただ、ピークが過ぎたと言う情報もありました。インフルエンザの感染も指摘されます。マスクはまだ手放せないでしょう。引き続き注意しましょう。氷川区民会館とリモート方式の読書会と複合(二元方式)で行います。会場にお越しの方は状況を十分ご理解の上の行動をお願いします。会場は氷川区民会館です。

リモート読書会についての説明(再掲・一部修正)

    1. 「冬のスケッチ」を読んでいます。
    2. 3月読書会を実会場における対面方式とリモートによる読書会の複合(二元)方式として開催します。
    3. 参加ご希望の方は、本ホームページのメニュー「HOME」以下にあるリモート「読書会」専用お問合せフォームから、参加のご意思とお名前とメールアドレスをお知らせください。リモート「例会」とリモート「読書会」では、態様が異なりますので、別々のお申込みをお願いします。既にされたお申込みを取り消したい場合は同じフォームにその旨をご記入の上お申し出ください。
    4. このリモート「読書会」は会員限定とします。会員は、所定の会費を納めている必要があります。お申し込み条件を満たさない場合は、その内容をお知らせします。
    5. システムはZoomによる会議で行います。
    6. いわゆる「顔出し(画面上に自身の画像を示すこと)」は義務ではありません。
    7. 参加者には回線使用の状況において大小の金銭的負担が発生します。特にWi-Fi(自宅等で使用する専用のネット回線)以外の電話回線やスマホなどの場合、予想外の金額になる可能性もありますのでご注意ください。
    8. あまり、無いとは思いますが、このリモート「読書会」を原因とした損害が生じても会は責任を負いません。
    9. 個人情報は、今までどおり、本会の運営目的以外には使用しません。
    10. 実施にあたり、読書会担当がリモート「読書会」の司会をします。会場における対面方式がある場合は、実会場が主導します。
    11. 読書会の終了後のリモートでの懇親会は行いません。
    12. 配信における技術的解決がまだ充分ではありません。

リモート読書会のお申し込みについて

    1. 過去にお申し込みをいただいている方はそのまま有効です。
    2. お問合せフォームよりお申込みいただいた方に招待状を送付します。
    3. リモート「例会」と、リモート「読書会」はそれぞれ分けて扱いますので、各々お申し込みください。
    4. 参加を取りやめる場合はご連絡をください。

それではよろしくお願い申し上げます。

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2月327回例会のご案内

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『[評釈]宮沢賢治短歌百選』執筆者が語る
 当会が毎隔月13年に亘って開催してきた短歌読書会の成果として、『[評釈]宮沢賢治短歌百選』を上梓するに至りました。今回の例会は、形式を少し変えて、以下の様に、百選執筆者から選んだ四名の方に「解説、語り足らない部分の補説の提示、主張など」をお願いし、ご発表いただきます。
 ※会場における対面方式の発表です。
※ リモート配信もあります。会場はいつもの渋谷区氷川区民会館です。
※ なるべく各自で『[評釈]宮沢賢治短歌百選』をご持参下さい。

一人目 百選p448 歌稿A680 あゝこはこれいづちの河のけしきぞや人と死びととむれながれたり 渡辺 福實(わたなべ・ふくみ)氏
 本発表(例会における口頭発表)の主な目標は、「語り足らない部分の補説の提示」である。実は、昨年末の第2刷で最小限の補足を加えているので、今回の発表はその補足の補足ということになる。したがって本発表では第2刷のテキストをもとに説明することになる。第2刷の修正はあくまでも補足であってテーマそのものを変えたわけではない。連作「青びとのながれ」は悪夢のような凄惨な光景が繰り広げられ迫ってくる異様な作品なのであるが、賢治はそのようなユニークなイメージやモティーフをどこから得たのであろうかということがテーマである。そのようないわゆる発生源の探索のために5例ほどの仮説や証言を紹介したのであるが、初刷ではそれらの例から導かれるべき結論を欠いているか曖昧であったために第2刷で最小限のコメントを補足して明らかにしたわけである。要点は以下の3点である。
1. 始めに東西の古典的文学作品や絵画にイメージ源を探る仮設を3例挙げたが、そのあとに挙げた教え子と弟清六の2つの証言のほうが、賢治の口を通して直接語られたことを伝えているという点で前者より信頼できる発生源を示しているという結論を追加した。
2. 以上の発生源捜索の結論は冒頭の語り手の問い「いづちの河のけしきぞや」の答え(「私の世界」を流れる「黒い河」の「けしき」)ともなっているということを明かにした。
3.そして本項全体の結びとして賢治文学において「青びとのながれ」が果たした役割について6行弱の要約を追加した。 以上3点が昨年末の第2刷における主要な補足である。
 ・口頭発表の場を借りてこれらの補足についてさらに詳細な説明をしたい。
 ・参加された方々のご教示を頂ければと期待しております。
※会場における対面方式の発表です。
 
二人目 百選p483 歌稿B759 サイプレス/忿りは燃えて/天雲のうづ巻をさへ灼かんとすなり。 尾崎 道明(おざき・みちあき)氏
 おそらく1920年から1921年にかけて、賢治の無断上京と東京での自活生活の前後に、ゴッホの糸杉の絵に触発されて詠まれた歌である。この歌について、賢治の心象とそれを表現する詩の言葉が短歌から詩へと様々に変容しながら繰り返し現れること、また、この歌に感じられる不安と希望の背景に、賢治の自らの将来に対する苦悩に加え、ロシア革命からシベリア出兵へと至る時代の動きと、白樺派の活動にも現れている、当時の日本における「ルネサンス」的状況の存在があることを、ゴッホの作品の図版を含む資料に基づき発表したい。
※会場における対面方式の発表です。
 
三人目 百選p238 歌稿B319 いまはいざ/僧堂に入らん/あかつきの、般若心経、/夜の普門品 p356 歌稿B504 おきなぐさ/ふさふさのびて/青ぞらにうちかぶさりて/ひらめき出でぬ。 小田部耕二(おたべ・こうじ)氏
 私は賢治が大好きな自称ケンジストの一人であり、賢治のような凡人とは違う感性を持つことにあこがれて、少しでも賢治に近づきたいと思っている。そして、賢治が座禅していたことが私の人生に大きな影響を与えた。賢治と座禅に関しての資料は少ないが、その関係について考えてみたい。また、時間があれば賢治が魅了されていたおきなぐさに関しても、その魅力を探ってみたい。
※リモート方式の発表です。
 
四人目 百選p408 歌稿B585 雲ひくき/青山つゞきさびしさは/百合のにほひに/とんぼ返りす。 須長 裕子(すなが・ゆうこ)氏
 盛岡高等農林学校三年生、大正六年七月に詠まれたもの。歩きながら多作していく賢治の制作スタイルから、実体験を基にした一首に込められた内容とはどのようなものなのか。この短歌の「百合のにほひ」は何かを意味しているのかを考えてみたい。賢治作品には「百合」をモチーフにした童話「ガドルフの百合」「四又の百合」や短歌を数首、文語詩にも登場する。「百合」は概ね崇高なものとして書かれているようだが、これらの作品の中の「百合」を取り巻く環境など、「百合」の存在に注目し、それらの情景などを想像をしながら、みてゆきたい。
※会場における対面方式の発表です。
 

■リモート例会のお申し込みについて/コロナ下における例会開催についての説明

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1月読書会(対面+リモートの複合形式として開催)

読書会時間割
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短唱「冬のスケッチ」
「二十※なやみ「なやみは/ただし。…」からです。前回に続き担当は須長さんです。

宮沢賢治研究会web「読書会」のご案内

 コロナはあまり騒がれなくなりましたが、消えたと言うことではないし、冬場の感染として拡大している様子が見えます。また同時にインフルエンザの感染も指摘されます。マスクはまだ手放せないでしょう。引き続き注意しましょう。氷川区民会館とリモート方式の読書会と複合(二元方式)で行います。会場にお越しの方は状況を十分ご理解の上の行動をお願いします。会場は氷川区民会館です。

web読書会についての説明(再掲・一部修正)

    1. 「冬のスケッチ」を読んでいます。
    2. 1月読書会を実会場における対面方式とリモートによる読書会の複合(二元)方式として開催します。
    3. 参加ご希望の方は、本ホームページのメニュー「HOME」以下にあるweb「読書会」専用お問合せフォームから、参加のご意思とお名前とメールアドレスをお知らせください。web「例会」とweb「読書会」では、態様が異なりますので、別々のお申込みをお願いします。既にされたお申込みを取り消したい場合は同じフォームにその旨をご記入の上お申し出ください。
    4. このweb「読書会」は会員限定とします。会員は、所定の会費を納めている必要があります。お申し込み条件を満たさない場合は、その内容をお知らせします。
    5. システムはZoomによる会議で行います。
    6. いわゆる「顔出し(画面上に自身の画像を示すこと)」は義務ではありません。
    7. 参加者には回線使用の状況において大小の金銭的負担が発生します。特にWi-Fi(自宅等で使用する専用のネット回線)以外の電話回線やスマホなどの場合、予想外の金額になる可能性もありますのでご注意ください。
    8. あまり、無いとは思いますが、このweb「読書会」を原因とした損害が生じても会は責任を負いません。
    9. 個人情報は、今までどおり、本会の運営目的以外には使用しません。
    10. 実施にあたり、読書会担当がweb「読書会」の司会をします。会場における対面方式がある場合は、実会場が主導します。
    11. 読書会の終了後のwebでの懇親会は行いません。
    12. 配信における技術的解決がまだ充分ではありません。

web読書会のお申し込みについて

    1. 過去にお申し込みをいただいている方はそのまま有効です。
    2. お問合せフォームよりお申込みいただいた方に招待状を送付します。
    3. web「例会」と、web「読書会」はそれぞれ分けて扱いますので、各々お申し込みください。
    4. 参加を取りやめる場合はご連絡をください。

それではよろしくお願い申し上げます。

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