9月短歌読書会

7月読書会の記事を投稿しました。今回は、会場がいつもの千駄ヶ谷区民会館と異なりますので、ご注意ください。(6月16日)

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8月第300回例会のご案内

 

開催日 08.gif 平成30年8月4日(土) 開場 08.gif 17:30
会場 08.gif渋谷区千駄ヶ谷区民会館 開会 08.gif 18:00 終了予定21:00
会場整理費 08.gif 500円

※ 夜時間の開催です。
[box title=”発表者と演題” color=”#a9a9a9″](前半)08.gif  正木 晃(まさきあきら)氏
 宮澤賢治の法華経信仰

 先年、国際日本文化研究センターで宮澤賢治を対象とする研究会が開催された折、痛感したことがあった。賢治研究者の伝統仏教に関する知見が、きわめて乏しかったのである。とりわけ賢治が帰依していた法華経については絶望的なほど無知であった。それどころか、代表的な研究者の中にも、あえて無視しようとするかのような態度が見られた。今回の発表では、これらの事実をふまえて、賢治の法華経信仰について述べたい。
(宗教学者)


(後半)08.gif  杉浦 静(すぎうらしずか)氏
 大正一〇年の〈東京〉体験
―「「東京」ノート」の短歌・スケッチ・散文から考える 

 「「東京」ノート」中の「〔東京〕」の章は、「歌稿〔B〕」や失われた〈東京のスケッチ〉とも呼ぶべきスケッチ集から抜き出された(と推定される)短歌連作及び短唱(スケッチ)からなっている。このうちの「一九二一年一月より八月に至るうち」の中には、題材の日時がほぼ特定できるものがいくつかある。それらから、この章は書かれた日付順に並んでいると推測される。この章に並ぶスケッチのうち、タイトルの付されているのは「公衆食堂(須田町)」と「孔雀」の二篇のみである。章末に断片的に記された「◎図書館(ダールケ博士)」「◎床屋の弟子とイデア界」「◎」は、この章に入れるはずであった散文作品のタイトルと推測され、それぞれ〈初期短篇綴等〉の「ダルゲ」「床屋」「電車」が対応していると思われる。今回の発表では、これらの複数のジャンルのテクストに表象された、賢治のこの時の〈東京〉体験の意義をあらためて考えてみたい。
(会員、大妻女子大学教授)

[note color=”ffdead”]プロジェクター使用=あり(型番) [/note]
[/box]
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7月短歌読書会

7月読書会の記事を投稿しました。今回は、会場がいつもの千駄ヶ谷区民会館と異なりますので、ご注意ください。(6月16日)

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6月第299回例会のご案内

 

開催日 08.gif 平成30年6月2日(土) 開場 08.gif 17:30
会場 08.gif渋谷区千駄ヶ谷区民会館 開会 08.gif 18:00 終了予定21:00
会場整理費 08.gif 500円

※ 夜時間の開催です。
[box title=”発表者と演題” color=”#a9a9a9″](前半)08.gif  秋枝美保(あきえだみほ)氏
 啄木文学の到達点と賢治の心象スケッチ

 啄木『一握の砂』(一九一〇・明治四十三年)が賢治の短歌執筆に影響を及ぼしたであろうことはすでに佐藤通雅をはじめ言及のあるところであるが、両者の作品についての具体的な指摘はそれほどなされていない。啄木の到達点と賢治の短歌及びその後の「心象スケッチ」への展開との関係を、啄木の晩年の詩論「食ふべき詩」および晩年の短歌作品と賢治の作品とを比較して検証する。啄木が北海道から再度上京して後、文学について新たな境地に立ったことはすでに指摘のあるところであり、短歌創作についても新たな自覚が生じていた。その中で「詩は所謂詩であつては可けない。人間の感情生活(もつと適当な言葉もあらうと思ふが)の変化の厳密なる報告、正直なる日記でなければならぬ。〔中略〕―まとまりがあつてはならぬ。」と述べており、その意味と実作の関係を検討するとともに、賢治の作品と比較し、両者の立場の連続性について指摘する。
(会員、福山大学人間文化学部教授)


(中間)08.gif  総会(30分の予定)


(後半)08.gif  ものがたりグループ☆ポランの会 彩木香里(さいきかほり)、小川智代(おがわともよ)他 氏
 朗読 心象スケッチ『春と修羅』より 

 ものがたりグループ☆ポランの会は、2004年から、宮澤賢治の童話の全作品上演を目指して活動しています。
 宮澤賢治が描いた情景や状況、紡がれた言葉やリズムを物語のまま伝えたいという想いから原作に書かれてあるまま表現することを基本とし、一人で語る「一人語り」、数人で演ずる「語り合わせ」、「朗読」の3つのスタイルで表現しています。
 いままでは、ほとんど童話を中心に活動して来ましたが、今回、機会をいただいて、宮澤賢治の「詩」に本格的に挑戦します。一般に通常の話し言葉で構成される「童話」と異なり、「詩」はその一つ一つの言葉に、イメージの凝縮があり、対象作品によっては「音声」に移し替える作業がかなり難しいものもあります。同時に、童話朗読には無かった面白さなども感じているところです。ご期待下さい。
 朗読予定作品は、心象スケッチ『春と修羅』より、序、春と修羅、小岩井農場パート7(部分)、小岩井農場パート9、岩手山、東岩手火山(部分)、無声慟哭、青森挽歌(部分)、噴火湾(ノクターン)、不貧欲戒、初版本目次を準備していますが、全体の構成から、ある程度省く可能性がありますので、よろしくお願いします。
(会員)

[note color=”ffdead”]プロジェクター使用=無(型番) [/note]
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5月短歌読書会

7月読書会の記事を投稿しました。今回は、会場がいつもの千駄ヶ谷区民会館と異なりますので、ご注意ください。(6月16日)

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