例会時間割 | ||
開催日 | 令和5(2023)年4月1日(土) | |
※ 今回は、お二人ともリモート形式のご発表です。会場の用意はありません。会場はキャンセルしました(3月19日変更)。web例会お問合せフォームより申込みいただいた方に招待状を送付します(下記の説明を参照願います)。 | ||
開始時間 | 所要時間目安 | 内 容 |
13:00 | 30分 | 開場、Zoom接続開始、案内等 |
13:30 | 1時間程度 | 例会発表・前半 小島聡子氏、リモート発表。 |
14:30 | 15分程度 | 質疑応答(〃) |
14:45 | 15分程度 | 休憩・案内 |
15:00 | 1時間程度 | 例会発表・後半 大嶋 仁氏、リモート発表。 |
16:00 | 15分程度 | 質疑応答(〃) |
渋谷会場の利用がなくなりましたので、リモート懇親会が可能となりました。時間の許す方は参加をお願いします。(3月19日変更) | ||
※特に参加費は必要ありませんが会員限定です。会員でない場合はどうしたらよいか? |
※ 午後時間の開催です。
※ 今回は、発表者お二人がリモート形式によるため、会場は用意しないこととしました(3月19日変更)。氷川区民会館はキャンセルしました。
(岩手大学人文社会科学部教授)※リモートによる発表です。
賢治が心理学に開眼したのはジェイムズに触れたからだと推測できるが、フロイトにも関心を持っていた形跡がある。しかし、その関心は法華経的世界観ともつながっており、彼にとって心理学を完成することは、法華経を心の科学によって基礎づけることを意味したようだ。
一方、賢治にとっての地質学は、岩石や地層をもとに地球と生物を考える土台となっている。彼は近代的な人間中心主義によってではなく、もっと巨きな視点にもとづいて人類や地球の歴史を考えたのである。アインシュタインの相対性理論がこの視点を補強するのに役立っていることは興味深い。
賢治は近代科学に強い関心を持っていたが、それが世界を幸福にするとは思っていなかった。世界全体が幸福になるには科学が宗教と一致する必要があると見たのであり、であればこそ、法華経を科学によって基礎づけたかったのである。
(福岡大学名誉教授)※リモートによる発表です。
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