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※ 午後時間の開催です。いずれ夜時間は廃止となります。 [note color=”ffdead”]箱が森七つ森等 72 「そらもまた しろがねなれば 山のはの 木々は泣く泣く 宙に立ちたり。」からです。担当は須長さんです。 [/note]
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※ 午後時間の開催です。
[box title=”発表者と演題” color=”#a9a9a9″](前半) 宮澤 哲夫(みやざわてつお)氏
(仮)賢治ワールド探索―書籍案内(平成期)
研究会機関誌「賢治研究」51号から134号まで74回にわたって、賢治関連の新刊書を紹介するコラム「新刊めぐり」を担当いたしました。この連載は平成という時代をすっぽりとカバーする時間帯であったことから、ある意味では賢治研究という視点からみての平成期の出版の動向の何かが見えてくるかもしれません。
掲載当時から、出版された書籍にはなるべく主観的な見解を加えず、単なる紹介のコラムであることに徹しようと努めました。
今回の発表にあたり、紹介できました約700冊を、10年ごとの3期に分け、掲載時と実際の出版時期とのずれを訂正しながら再整理いたしました。
賢治論・作家論を含む学術的な研究書から、多くの人の目に届きやすいアニメなどまでの幅の広さ。また鉱物学・天文学をはじめあらゆる分野にわたる視点からの賢治関連書籍が出版されてきたということ。このことに今さらながら驚くとともに、賢治をめぐっていくつもの厚い層が積み重なっている「賢治ワールド」の巨大さをあらためて認識したいと思います。
(「賢治研究」元編集長)
(後半) 栗原 敦(くりはらあつし)氏
「資料と研究・ところどころ」別篇
―同封されたある詩人の手紙・「生徒諸君に寄せる」の行方?・「疾中」詩篇の範囲(〈S博士〉問題の本当の深層)のことなど―
「賢治研究」に掲載させていただいている拙稿「資料と研究・ところどころ」の内容は、宮沢賢治在世中の事実・記事等の資料に関することを基本としています。資料の特質に関わって従前の解釈や見解と異なる場合、事情説明などの必要から、多少意見や異論に及ぶこともないわけではありませんが。
それにしても、賢治没後の時間も長くなり、批評や研究や様々な探究、発言の歴史も積み重なり、賢治理解や普及や受け止め方に注目する受容史(や研究史)といった次元での論究も少なからず累積されるようになってきました。『春と修羅』の「序」に関わって言及された「歴史や宗教」の位置の変換(大正14・2・9森佐一宛書簡)という賢治の意図の解明などにそれらが関わるかどうかも興味深いところですが、「宮沢賢治在世中」の範囲をこえた話題にもいくつかは言及したい事柄があり、今回、その二、三を取り上げてみようと考えました。
(実践女子大学名誉教授)
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※ 夜時間の開催です。
[box title=”8月例会の内容” color=”#a9a9a9″] ビブリオバトル
8月は特別企画としてビブリオバトルを開催します。ビブリオバトルとは近年盛んになっている読書運動で、次のように行われています。
(1)みんなに読んでもらいたいと思う本を発表する。その本のおもしろいところをPRする。
参加者全員は発表しなくてもよい。
(2)発表の制限時間は5分。その後、3分程度、ディスカッションする。
(3)参加者全員で「読んで見たい」と思った本を投票し、入賞者を表彰する。
8月例会でのビブリオバトルではPRするのは賢治の作品(童話集や詩集、絵本は含む)とします。また、(3)の投票は省きます。例会の参加者に「これが宮沢賢治の最高の作品だ」または「改めて読んでみることを勧めたい」と思われるものを皆さんにお勧めください。
発表者は当日、受け付け、くじ引きで発表順を決定します。途中での発表参加者は順次,最後になります。
ご自身が思う賢治作品の読むべきところを積極的にご発表ください。
ビブリオバトル情報1
ビブリオバトル情報2