開催日 平成25年4月6日(土)
会場 渋谷区千駄ヶ谷区民会館
開場 17:30
開会 18:00 終了予定21:00
会場整理費 500円
※ 夜時間の開催です。
発表者と演題
■(前半) 古澤 芳樹 氏
「丹藤(たんど)川」と「家長制度」の位置について ― 「身も世もない」のは誰か? ―
■ 総 会 (30分程度)
■(後半) 小田部耕二 氏
地方(長野県伊那市)における宮沢賢治に関する市
民活動報告
(前半) 古澤 芳樹 氏
「丹藤(たんど)川」と「家長制度」の位置について ― 「身も世もない」のは誰か? ―
旧来「家長制度」として〈初期短篇綴〉の冒頭に置かれてきた作品が、新・校本全集において、その初期形態である「丹藤川」に入れ替わり、「家長制度」は晩年の作品群である〈「短篇梗概」等〉中に挿入された。このことについて、これらの作品を「深読み?」することで見えてくるものを私なりに考えてみた。
(宮沢賢治研究会会員)
(後半) 小田部耕二 氏
地方(長野県伊那市)における宮沢賢治に関する市民活動報告
東日本大震災以降、宮沢賢治に関するイベントが増え、市民の関心が高まる感がある。その一方、宮沢賢治に関する研究会、作品の読書会や朗読会、演劇や音楽など、宮沢賢治をキーワードに大小様々な形での地道な市民活動が日本の各地で続けられている。
本発表では演者が主宰する小さな読書会、小中学校での読み聞かせや紙芝居による宮沢賢治の作品を紹介する活動について、紙芝居の上演を織り交ぜながら報告する。
(信州伊那谷 宮沢賢治の作品を楽しむ会 代表)