例会時間割 | ||
開催日 | 令和7(2025)年2月1日(土) | |
※ 今回は会場(氷川区民会館)を確保しています。また、リモート形式の配信も行います。リモート例会お問合せフォームより申込みいただいた方に招待状を送付します(下記の説明を参照願います)。 | ||
開始時間 | 所要時間目安 | 内 容 |
13:00~ | 30分 | 開場 氷川区民会館 、Zoomアカウント開始、案内等 |
13:30~ | 1時間程度 | 研究発表 大角修氏(会場対面予定) |
14:30~ | 20分程度 | 質疑応答(〃) |
14:50~ | 15分程度 | 休憩・案内 |
15:05~ | 1時間程度 | 研究発表 岡村民夫氏(会場対面予定) |
16:05~ | 20分程度 | 質疑応答(〃) |
16:30 | 終了、退出 | |
17:00~ | 対面とリモートの混合方式の場合はリモートの懇親会はありません。 | |
※特に参加費は必要ありませんが会員限定です。会員でない場合はどうしたらよいか? | ||
※ |
※ 前後半共々会場対面の予定です。リモート配信はあります。会場は氷川区民会館です。
前半 演題と発表者 演題 「18歳の法華経との出会い、そして3つの物語」 大角 修(おおかど・おさむ)氏
賢治は18歳の大正3年(1914)9月に「島地大等編『漢和対照 妙法蓮華経』を読み、からだがふるえるほど感動したという。
それはどういうことだったのかを生家の宗旨(真宗大谷派)と島地の法華経から考えてみます。
その後、賢治は詩や童話に法華経を秘かに沈め置いています。その例として「フランドン農学校の豚」「なめとこ山の熊」「銀河鉄道の夜」のラストシーンを取り上げます。それは賢治の作品に見られるパターンのひとつであり、娑婆即寂光の物語であると思われます。
(研究会役員)
※会場における対面による発表+リモート配信。
それはどういうことだったのかを生家の宗旨(真宗大谷派)と島地の法華経から考えてみます。
その後、賢治は詩や童話に法華経を秘かに沈め置いています。その例として「フランドン農学校の豚」「なめとこ山の熊」「銀河鉄道の夜」のラストシーンを取り上げます。それは賢治の作品に見られるパターンのひとつであり、娑婆即寂光の物語であると思われます。
(研究会役員)
※会場における対面による発表+リモート配信。
後半 演題と発表者 演題 民俗学者としての宮沢賢治 岡村民夫(おかむら・たみお)氏
宮沢賢治の民俗学者的側面について紹介・考察します。『宮沢賢治論 心象の大地へ』(2020年)、「宮沢賢治と遠野物語的世界」(『現代思想』総特集・遠野物語を読む、2022年6月)、「『竜と詩人』小論 詩から「設計」への転回を海蝕洞窟に見る」(『賢治学』2020年6月)に書いたこととかなり重複しますが、フィールドワークという次元でまとめたいと思います。また、紙媒体では制約した映像資料や宮沢本家文書を呈示します。具体的には、ザシキワラシ、巨人、竜神、雷神、修験道といった事項や、海、川、野、山といった環境が話題となる予定です。
法政大学教授(表象文化論、場所論)
※会場における対面による発表+リモート配信。
法政大学教授(表象文化論、場所論)
※会場における対面による発表+リモート配信。