例会時間割 | ||||
開催日 | 令和6(2024)年10月5日(土) | |||
タイトル | イーハトーブ修学旅行大回顧 | |||
構成:宮沢賢治研究会 | ||||
※ 会場は渋谷区勤労福祉会館です。座談会は、リモート参加者も含みます。リモート例会お問合せフォームより申込みいただいた方に招待状を送付します(下記の説明を参照願います)。 | ||||
内 容 | 開始 | 終了 | 時間 | |
前半 イーハトーブ修学旅行大回顧 | 13:30 | 15:00 | 1:30 | |
・イーハトーブ修学旅行概要 | 進行:外山正 | |||
・資料の紹介 | ||||
・アンケートの紹介 | ||||
休 憩 | 15分 | |||
後半 座談会 | 15:15 | 16:30 | 1:15 | |
半世紀前のイーハトーブ修学旅行はどのように評価できるか? | 進行:外山正 | |||
※特に参加費は必要ありませんが会員限定です。会員でない場合はどうしたらよいか? |
口 上
今回の試みは、人により条件が異なるので、必ずしも「普遍的」とは言いがたい部分があります。そこらを注意しながら、話題をすすめることは必要でしょう。
さて、かなりの昔、バスを仕立てて足繁くイーハトーブに通った時期がありました。考えて見ると、その時から50年=半世紀の月日が経過しています。折しも花巻では『春と修羅』『注文の多い料理店』出版から百年と言う展示会を開催しています。と言うことは、現在から勘定してちょうど半分くらいの時期だったことになります。
半世紀も経過すると、世の一般の考えもかなり様相を変えます。個人的には青春の若い時期に賢治と関わり、それをそのまま続けることが出来ました。昨今は、賢治やそもそもの文学自体の凋落傾向も言われますが、それをそのまま素直に信じるのも少々抗いたい気持ちです。それならば、そもそものあの青春のイーハトーブと言うものはどう言うものだったのだろうと考えました。長い間賢治に関わり続けて来られた理由の一つに、このイーハトーブ修学旅行の存在があった様にも思います。
末尾に資料として整理しましたが、その70年代後半の「イーハトーブ修学旅行」を回顧することをおこない。現在から見て一体どのような位置づけが出来るのかを考えてみようと思いました。10月5日(土)開催の例会として構成します。前半を回顧、後半を解題としますが実際は、それほど厳密にはしないつもりです。
これらの、元情報とするため当時の旅行参加者の皆様に、アンケートをお願いして、参考にしながら少々長すぎる半世紀を振り返ることが出来ればと思っています。これを例会の前半でおこないたいと存じます。
さて、かなりの昔、バスを仕立てて足繁くイーハトーブに通った時期がありました。考えて見ると、その時から50年=半世紀の月日が経過しています。折しも花巻では『春と修羅』『注文の多い料理店』出版から百年と言う展示会を開催しています。と言うことは、現在から勘定してちょうど半分くらいの時期だったことになります。
半世紀も経過すると、世の一般の考えもかなり様相を変えます。個人的には青春の若い時期に賢治と関わり、それをそのまま続けることが出来ました。昨今は、賢治やそもそもの文学自体の凋落傾向も言われますが、それをそのまま素直に信じるのも少々抗いたい気持ちです。それならば、そもそものあの青春のイーハトーブと言うものはどう言うものだったのだろうと考えました。長い間賢治に関わり続けて来られた理由の一つに、このイーハトーブ修学旅行の存在があった様にも思います。
末尾に資料として整理しましたが、その70年代後半の「イーハトーブ修学旅行」を回顧することをおこない。現在から見て一体どのような位置づけが出来るのかを考えてみようと思いました。10月5日(土)開催の例会として構成します。前半を回顧、後半を解題としますが実際は、それほど厳密にはしないつもりです。
これらの、元情報とするため当時の旅行参加者の皆様に、アンケートをお願いして、参考にしながら少々長すぎる半世紀を振り返ることが出来ればと思っています。これを例会の前半でおこないたいと存じます。
後半では、数名の関係者にご参列賜り、「旅行」を受容史等の観点から、洗いなおし、世代の交代や国際化を含めた賢治関係活動の活力につなげるアイデアを探りたいと考えました。複数のご意見を賜ることが出来れば、あるいは方向性も見えてくればと期待します。もとより、感覚的には個人の経験なので、人により、あるいは前後十年ほどの時代的な差により条件も異なるでしょう。それらをも含んだ上で「大回顧」が出来ればと思うのです。
リモートでつないだお話になる予定です。乞うご期待。
8月3日(土)通常の例会の枠で開催します。(構成:宮沢賢治研究会・7月15日記)
イーハトーブ修学旅行集中時資料 | ||
通算回 | 期 間 | 内 容 |
第3回 | 1974.8.19-23 | 砕石工場、種山、遠野、花巻、松倉温泉(泊)、身照寺、イギリス海岸、盛岡、浪板(泊)、気仙沼。40名 |
第4回 | 1975.7.24-28 | 砕石工場、種山自然の家(泊)、花巻、鉛温泉(泊)、早池峰神社、農学校。38名 |
第5回 | 1976.8.19-24 | 岩手大学、小岩井農場、網張温泉(泊)、岩手山、花巻温泉(泊)、原体、種山自然の家(泊)、採石工場。3泊38名 |
第6回 | 1978.8.18-22 | 五葉山、吉浜(泊)、遠野、種山、花巻温泉(泊)、詩碑、大沢温泉。 |
第7回 | 1979.8.17-21 | 盛岡、田沢湖、小岩井農場(泊)、花巻、花巻温泉(泊)、種山。28名 |
※ 第1回は1970(昭和45)年45名。第2回はHPに記録なし。1977年は開催無し。 ※ 上記以降は、散発的に開催、小グループの旅行などに変わる。 ※ 東北自動車道開通については、部分的な工事の結果のため、岩槻盛岡間は1973年~1976年と言う概略の把握となる。「修学旅行は」東北道延伸の時期とラップする。 ※ 東北新幹線 1982.6大宮盛岡間開通 1985.3上野大宮間 東京上野間1991.6 | ||
構成:宮沢賢治研究会 |
■リモート例会のお申し込みについて/コロナ下における例会開催についての説明