開催日 平成26年4月4日(土) | 開場 17:30 |
会場 渋谷区代々木区民会館 | 開会 18:00 終了予定21:00 |
会場整理費 500円 |
※ 夜時間の開催です。 [box title=”発表者と演題” color=”#a9a9a9″](前半) 外山 正 氏
埴(はに)を流す五十鈴川
―伊勢神宮イーハトーブ修学旅行報告―
4月の例会は、総会の時間を取るので前半の発表は、短めのものを用意します。今回は、昨年11月に行ったイーハトーブ修学旅行 賢治さんと一緒にお伊勢参り から、幾つかのご報告をしたいと考えています。出来れば本多清六とのちょっとした関連も。
(宮沢賢治研究会会長)
総 会
(後半) 信時 哲郎 氏
花と侏儒とを語れども
―「旱害地帯」(「文語詩稿 一百篇」)を読む―
「旱害地帯」には、「学びの児ら」に向けて「花と侏儒とを語れども 刻めるごとく眉くらき」という件りがある。もしもこれが賢治自身を語ったものだとすれば、子供たちに向かって花と侏儒の話、すなわち童話を語っても、受け入れてもらえなかったという経験を書いていることにならないだろうか。「旱害地帯」の内容について、これまでほとんど論じられてこなかったが、ここには賢治の童話構想の転換が刻み込まれていたのかもしれない。
(甲南女子大学文学部教授、専門は日本近現代文学。著書に『宮沢賢治「文語詩稿五十篇」評釈』など。)[/box]